奔歩狐狸（ぽんぽこり）【福岡市西区今宿】｜落ち着いた雰囲気の中で食べる本格蕎麦

どうもぐっさん（@goodsun_30）です。

国道202号線を糸島方面に向かって走っていると、福重を過ぎたあたりくらいに黄色く目立つ蕎麦屋の看板があっていつも気になっていました。

今回、西方面へ行く機会があったので、今宿にある蕎麦屋「奔歩狐狸（ぽんぽこり）」にランチを食べに行ってきました。

国道202号線沿いにある目立つ看板

奔歩狐狸（ぽんぽこり）の目立つ看板

これがいつも気になっていた看板です。

Googleマップのストリートビューさんから拝借しました。

こんなに目立つ看板で、おまけに右端に「そばランキング福岡県1位」と書かれているので気にならないわけがありません。

てことで、看板に書いてある通り、今宿の交差点を曲がってお店に向かいました。

国道202号線を曲がってからは細い道が続きますが、数百mごとに案内があるので迷うことなくたどり着けると思います。

静かな場所にある「奔歩狐狸（ぽんぽこり）」

奔歩狐狸（ぽんぽこり）の店構え

看板はだいぶ目立つ感じでしたが、お店自体は少しだけ奥まった場所にあって周りはとても静かです。

古民家を改装した感じで、外観も店内の様子も落ち着いていました。

看板の印象からするともっと大衆的なお店を予想していたんですが、到着すると隠れ家的な感じで本格感が漂っていてびっくりしました。

奔歩狐狸（ぽんぽこり）の入り口

入り口です。

左の紙には「夕焼けに　染まる残暑の　赤トンボ」という一句と天ぷらを注文したら2品サービスと書いてありました。

この2品サービスは時々やっているみたいです。

店内の様子

画像が小さくて見にくいかもしれませんが、店内の様子です。

座敷席、掘りごたつ席がいくつかあって、二階もあるみたいです。

入り口に雑貨があったり、水車を照明に利用していたり、あちこち気になるところはあるんですが、全体的な雰囲気としては落ち着いていました。

テーブルごとに福岡に関する雑誌が置いてあるのは暇つぶしになるのでありがたかったです。

「奔歩狐狸（ぽんぽこり）」のメニュー

もりそばと天ぷらのメニュー

もりそばと天ぷらのメニューです。

もりそばは850円～、天ぷらは870円～となっていて、セットにすると100円ちょっとお得になります。

料金的にはやや高めな印象です。

温そばとご飯もののメニュー

こちらは温そばとどんぶりのメニュー。

かけそば（750円）
海老天そば、鴨南そば（ともに1400円）
かつどんぶり（1000円）
天ぷらどんぶり（1300円）

という感じです。

古民家で食べる本格蕎麦

僕が頼んだのはもりそば1.5倍盛りと天ぷら4品のセット（1930円）。

注文してしばらくすると天ぷらともりそばがやってきました。

天ぷら4品に+2品（サービス）

天ぷら4品に+2品（サービス）。

野菜中心の天ぷらでどれもサクサクでした。

もりそば1.5倍盛り

こちらがメインのもりそばです。

2種類あって、左側が八ヶ岳、右側が安曇野のそばだそうです。

八ヶ岳のほうは皮つきなので色が濃く麺も固めで、風味もしっかりありました。

安曇野は皮なしなのでしなやかさがあってスルスルとしたのど越しでした。

こうやって一度に2種類のそばを食べ比べたことは今までなかったので、そばの風味なんかをそこまで意識したことはなかったんですが、産地、皮付き・なしの違いでここまで変わるとは知りませんでした。

いい経験になりました。

また、出汁にもこだわっていて、千葉・銚子の醤油にかつお味をねじ込んでいるとのこと。

しっかりとした味があってそばによく絡んでいました。

〆のそば湯

最後はそば湯で〆。

出汁がしっかりしているので、おいしくいただけました。

というわけで、今回は今宿にある「奔歩狐狸（ぽんぽこり）」に行ってきました。

正直、価格は安くはないし接客も少しクセがある感じだったので、そばもどうなのかなと思っていたんですが、そばや出汁に店主のこだわりが見えて味もたしかなものでした。

落ち着いた雰囲気の中でそば自体の味を楽みたい方にはおすすめのお店です。

店舗情報