どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
暑い季節がやってきました。
僕は過去に熱中症で倒れたことがあるのでランニングする際、塩タブレットを持っていって汗がひどい時や疲れた時に水と一緒に食べるようにしています。
塩タブレットは汗によって失われる塩分を手軽に補給できるので熱中症対策の一つとして非常におすすめです。
毎年、だいだい4~5月くらいになるとスーパーやドラッグストアに新商品が並びはじめるんですが、先日、近所のドラックストアに行ったら塩タブレットが4種類(森永製菓・カバヤ・コリス・扇雀飴本舗)売られていたので、それぞれにどういう違いがあるのか食べ比べてみました。
※「カバヤの塩レモン味」、「小彩の塩タブレット(ロッテ)」、「塩熱サプリ(ミドリ安全)」について追記でレビューしています。
ランニングとの相性が抜群の塩タブレット
個別包装で持ち運びやすい
塩タブレットはだいたい個別包装なので1粒ずつ持ち運べます。
ランニングパンツの小さめのポケットにも入るし、走りながら食べることも可能です。
高温でも溶けない
塩タブレットと同じような効果があるのが塩飴ですが違いはあります。
それは高温の条件下で溶けるか溶けないことです。
塩飴だと走っている最中に溶けてベトベトになるので食べづらくなってしまいます。
その点、塩タブレットはいくら温度が上がっても溶けないので、手間をとることなくサクッと食べられるので便利です。
塩タブレットの比較(森永製菓・カバヤ・コリス・扇雀飴本舗)
今回購入したのは、
- 「inタブレット塩分プラス(森永製菓)」
- 「塩分チャージタブレッツ(カバヤ)」
- 「塩レモン ポケットタブレット(コリス)」
- 「岩塩タブレット レモン味(扇雀飴本舗)」
の4種類です。
では、それぞれを比べていきます。
inタブレット塩分プラス(森永製菓)
10秒チャージでおなじみの「inゼリー」が有名な森永製菓が販売しているタブレット。
個別包装で価格は200円前後です。
1粒あたりの食塩相当量は0.051gと他の塩タブレットと比べて少なめですが、ビタミン8種類、カルシウム、クエン酸、ブドウ糖がバランスよく含まれているのが特徴です。
レモン味なので、口に入れるとレモンの酸味と若干のしょっぱさが広がります。
ただ、塩分感はそれほどないのでレモン味のラムネとしても十分食べられそうな感じです。
少しマイナス面を挙げると、固さがそれなりにあることです。
口に入れてすぐ噛もうとするとちょっと力がいるので、噛むなら唾液で馴染ませてからの方がいいと思います。
塩分チャージタブレッツ(カバヤ)
「さくさくパンダ」や「ジューC 」など、子供向けのお菓子を中心に販売しているカバヤの塩タブレット。
こちらも個別包装で価格は200円前後です。
今回比較した4種類の中で最も食塩相当量が多いのがこの塩タブレットです。
先ほどのinタブレットの約2倍で、1粒あたり0.11g含まれています。
また、クエン酸も多めに含まれているので疲労を軽減する効果も期待できます。
味はグレープフルーツ味で、溶けるにつれて口の中にクエン酸の酸っぱさと塩のしょっぱさが広がっていきます。
カバヤの塩タブレットは他の商品に比べて柔らかめなので口の中で溶けやすいのが特徴です。(※2019年発売のものは以前より少しだけ固くなっているような気がします。)
こちらも普通に食べておいしいタブレットでした。
(追記)塩分チャージタブレッツ 塩レモン味(カバヤ)
食塩相当量は約0.11gなのでスポーツドリンク味と同じですが、味は塩レモン味ということで酸っぱさが増していました。
汗をかいて疲れた時にはこの酸っぱさは心地よく感じると思います。
塩レモン ポケットタブレット(コリス)
「フエラムネ」など、子供が喜ぶお菓子を販売しているコリスの塩タブレット。
こちらも個別包装で価格は200円前後です。
1粒あたりの食塩相当量は約0.08gで、ちょうどinタブレットとカバヤの中間くらいです。
塩分以外にも熱中症に効くブドウ糖、クエン酸、ナトリウム、カリウムが含まれています。
口に入れた時の印象は、レモン風味でややしょっぱいラムネ菓子といった感じで、溶けるにつれてレモン味が強くなります。
塩味もレモン味も強めなので、はっきりした味が好みの人におすすめの商品です。
↓新商品が発売されていました。(2019年3月時点)
岩塩タブレット レモン味(扇雀飴本舗)
「はちみつ100%キャンデー」などを販売している扇雀飴本舗の塩タブレット。
今回食べ比べた中で唯一この商品だけ個別包装ではありません。
容量も他と比べて少ないので価格は150円前後とやや安価です。
1粒あたりの食塩相当量は約0.04gと少なめで、他にマグネシウム、カリウムなどが含まれています。
このタブレットは粒が固めで、口に入れるとうっすらレモン味が広がっていき、溶けるにつれて強めのしょっぱさを感じます。
アルプスの湧水で作られた再結晶岩塩を使用していることもあって、他の塩タブレットよりも塩辛いのが特徴です。
↓タブレットからキャンディーに変わっていました。(2023年7月時点)
(追記)小彩の塩タブレット(ロッテ)→販売停止
「お口の恋人」のフレーズでおなじみのロッテが2018年に新発売した塩タブレット。
個別包装で140円前後の値段ですが、内容量が24g(約10粒)と少ないところがややマイナスです。
1粒あたりの食塩相当量は約0.1gでクエン酸やビタミンCが含まれています。
タブレットの形状は平たくてやや固め。
レモン味で塩気が強く、食べ終わった後、口の中にひんやり感が残るのが特徴です。
コスパはあまりよくないですが、味は普通においしく感じました。
ただ、食後のひんやり感は好き嫌いが出る部分でもあるのでお好みで。
(追記)塩熱サプリ(ミドリ安全)
マラソンなどのスポーツをされる方には「ミドリ安全 塩熱サプリ」もおすすめです。
1粒あたりの食塩相当量は0.1gなので、今回紹介した塩タブレットとそう変わりないですが、カリウム、マグネシウム、クエン酸などが入っていて電解質と栄養素を素早く摂取できます。
価格は24粒入りが600円程度、シートタイプ(6粒入り)が200円弱、となっていて若干高いので常用にはあまり向いていないかもしれませんが、ランニング、サイクリング、ゴルフなどをする時に持っておくと心強いです。
実際にマラソンで使ったことがあるんですが、熱中症のような症状になることはなく、足攣りもおきませんでした。
味も食べやすかったので、スポーツする方は1度試してみてください。
↓味が3種類に増えていました。(2023年7月時点)
価格、塩分量、味の比較
価格
Amazonの販売価格を安い順に並べると、
- 岩塩タブレット(¥173/1袋)
- inタブレット塩分プラス(¥196/1袋)
- 塩分チャージタブレッツ(¥214/1袋)
- 塩レモン(¥242/1袋)
※小彩の塩タブレット(¥140前後/1袋〔約10粒〕)、塩熱サプリ(¥600/1袋〔24粒〕)
となりました。
どれもだいたい30粒入っているので、1粒あたりのコスパで考えるとお得なのは扇雀飴本舗の岩塩タブレットということになります。
ただ、岩塩タブレットは個別包装ではないところが若干のマイナスポイントです。
100円ショップなんかに売っている小さいジップ付きの袋に入れれば持ち運べますが、個別に包装されている方が気楽に持っていける気がします。
塩分量
1粒あたりの食塩相当量を多い順に並べると、
- 塩分チャージタブレッツ(0.11g)
- 塩レモン(0.08g)
- inタブレット(0.051g)
- 岩塩タブレット(0.04g)
※小彩の塩タブレット(0.1g)、塩熱サプリ(0.1g)
となっています。
塩分量だけで見ると、カバヤの塩分チャージタブレッツが一番です。
ただ、差は微々たるものなので価格や味の好みで選ぶのがいいんじゃないかと思います。
味
味に関しては個人差があるので、僕の好みになってしまいますが、順位をつけるとすれば
inタブレット ≧ 塩分チャージタブレッツ > 塩レモン > 岩塩タブレット
となります。
味に関して無難なのはinタブレットと塩分チャージタブレッツだと思います。
カバヤの方にクエン酸顆粒が入っているので酸味に関しては違いはありますが、どちらも味と口あたりがよく、万人に受け入れられる味です。
酸っぱいのが好きな人にはコリスの塩レモン、しょっぱいのが好きな人には岩塩タブレットをおすすめします。
さいごに
というわけで、雑にですが4種類の塩タブレットを比べてみました。
運動中に失われる塩分は、汗1000mlあたり3gほどと言われています。
夏に運動すると汗を1000ml以上かくこともあるので、塩タブレットでまかなえる量は微々たるものです。
しかし、こまめに補給すれば体内の塩分濃度を保てるため、熱中症予防には役立つと思います。
これから暑い時期を迎えるので水分補給と塩分補給に気を配って熱中症を防いでいきましょう。
※塩タブレットは食べる時は水分補給も行うようにしてください。1粒あたり50~100mlの水と一緒に摂ることが推奨されています。一度に食べ過ぎると、むくんでしまう場合もあるようなので注意してください。
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