どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
最近、YouTubeで大迫傑選手の動画を見ているんですが、おすすめに神野大地選手のトレーニング動画が出てきたので見てみました。
神野選手はレイヤートレーニングというものに取り組んでいて、東京オリンピックを見据えて徹底的に下半身をいじめに抜いている最中なんだそうです。
僕自身もフルマラソンを走ってみて下半身の筋力が足りないことを痛感したので、参考にさせてもらうことにしました。
フルマラソンを走ってみてわかった今後の課題 – ぐっさんのブログ
神野選手が実際にやっていたレイヤートレーニング
動画は日テレの「Going!Sports&News」内の映像でした。
映っていたのは6種類のトレーニング。
これを各20回ずつこなし、2時間ほど続けるというものでした。
YouTubeの動画が消えるかもしれないのでやっていたことをざっくり書くと
- フロントランジ(1:34~)
- クラウチングスタートの体勢から片足スクワット(1:49~)
- 片足を後ろに投げ出してスクワット(1:54~)
- 片足で立って体は床と平行にして、もう片方の足を体に引き付ける(2:00~)
- 4と同じ体勢で肩甲骨を回す(2:06~)
- ジャンプランジ(2:30~)
の6つでした。
これがレイヤートレーニングというものらしく、トレーナーの中野ジェームズ修一さんが監修しているもののようです。
レイヤートレーニングとはセットを重ねるごとに負荷が増していくトレーニングで、例えば上の1~6で当てはめると、1セット目は1のみ、2セット目は1+2、3セット目は1+2+3、というようにどんどんやることが増えていきます。
動画にも映っていますが、汗をたらして時折苦痛の声を上げながらトレーニングしていてかなりきつそうでした。
※レイヤートレーニングについては2016年1月号の「Tarzan」に書かれてあるようです
レイヤートレーニングの効果は?
神野選手は先日行われた福岡国際マラソンに出場しています。
記録こそ2:12:50(13位)と振るわなかったもののレイヤートレーニングの効果は実感しているようです。
インタビューで次のように語っています。
「加速感ですね。スピード練習で臀筋とハムストリングスを使って蹴った時、グインって加速していけるんで、その感覚というのは今までになかったものです」
(引用:体をいじめ抜いた神野大地に変化が。「まるでケニア人のような走り」|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva)
加速力が増すとスピードが出せるだけでなく、無駄な力を入れずに済むのでタイムも当然上がるはずです。
今回の福岡国際マラソンでは、ハーフすぎて大腿四頭筋が張ってしまい、トップ集団から落ちたようですが、それまでは楽に走れていたとのこと。
神野選手はレイヤートレーニングを始めてそう長くは経っていません。
東京オリンピックに向けて大腿四頭筋のトレーニングも積んでいくはずなので、これからの活躍に期待したいと思います。
実際にやってみました
神野選手がやっていたようなレイヤートレーニングはできませんが、動画内でやっていたものを1セットずつ見よう見まねでやってみました。
6種類全般に言えるのは臀部への負担が大きいことです。
たった20回ですが、やっているうちにジワリと痛みがきてきつくなってきます。
特に2~4はなかなか辛かったです。
あと背筋、肩甲骨付近にも張りがきました。
4と5は上体を床と平行に保つので、姿勢を維持するだけでもいい筋トレになると思います。
今2~3日続けていますが、臀部の筋肉痛と背中の程よい張りがあっていい感じです。
今日試しに走ってみてもなんとなくスムーズに脚が出せているような感じがしました。2~3日やったところで筋肉がつくわけはありませんが、筋トレして刺激されたことで脚をスムーズに動かせるようになったのかもしれません。
今後も続けていけばもっと効果がでそうなので、継続してみようと思います。
さいごに
最近またしても股関節周辺に微妙な痛みが出てきているので、この筋トレ+腸腰筋の筋トレと四股踏みをしています。
速く走れるようになるだけでなく、けが予防にもつながるはずなので、頑張って続けたいと思います。
鼠径部や股関節の違和感は「恥骨結合炎(グロインペイン症候群)」が原因かも!? – ぐっさんのブログ
参考
-
「マラソンにホームランはない」。瀬古利彦が神野大地に贈った言葉|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
-
体をいじめ抜いた神野大地に変化が。「まるでケニア人のような走り」|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
コメント
神野大地はvo2maxが82ml/kg/minもありますが、5000mのタイムが遅い。つまりランニングエコノミーが悪い。これをなんとかしないと疲労低下率を向上させても先が見えていると思っています。
>Westwind さん
コメントありがとうございます。
現状だと神野選手と大迫選手の力の差は大きいと思います。ただ、期待の選手であることは間違いないので課題を克服してMGCや東京オリンピックを盛り上げてほしいです。