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さが桜マラソン2019完走記|目標には遠く及ばず、連続PB更新も途絶えて残念な結果に…

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さが桜マラソン2019|完走証

完走証

どうもぐっさん(@goodsun_30)です。

さが桜マラソン2019に参加してきました。

見えるかわかりませんが、完走証に書いてある通り、記録は3:19:01(グロス)、3:18:42(ネット)で、目標としていた3時間10分切りどころか自己ベストすら更新できない残念な結果に終わりました。

というわけで、さが桜マラソン2019を振り返っていきます。

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さが桜マラソン2019をざっくり振り返り

さが桜マラソン2019|タイムリスト

こちらがさが桜マラソン2019のタイムリストです。

27キロくらいまでは軽やかに走る女性ランナーとそのペーサーの男性の後ろにピッタリつかせてもらって4’25”/㎞前後でいけてたんですが、太ももが限界を迎えてペースダウン。

引っ張ってもらっていたお二人に置いて行かれ、4’30”/㎞、4’35”/㎞、4’40”/㎞と時計を見るたびにペースが落ちていって、気持ちもやられ始めたので30キロ手前のトイレに入って、いったんリセットさせようとしました。

スタート前からそこそこ尿意があったのでだいぶスッキリして、「さあ粘るぞ!」と気持ちを奮い立たせて走り始めましたが(といってもキロ5分切るくらい)、それも数キロしか続かずペースダウン。

脚があがらない、回らない、でどうしようもないほど重くて、エイドで2~3回立ち止まって給食の天ぷらを食べたりコーラを飲んだりしながら休憩して、なんとかキロ5分くらいで走るという感じでゴール。

記録的には1ヶ月前の北九州マラソンの記録から1分遅れのセカンドベストでのゴールでした。

 

今回は30キロ以降粘って粘って3時間10分切りを狙うプランだったんですが、30キロ手前で脚が死んで、その後も粘れずただジョグして終わりという結果で、初マラソン以来地味に続いていた自己ベスト更新も途絶えて散々な結果になってしまいました。

北九州マラソンで後半粘れる感じを掴んだかも、とか書いていたんですが、そんなことはなく、やっぱりただのヘタレのままでした。

 

全国屈指のフラットコースで天候にも恵まれた中での大会だったのに自己ベストすら更新できなかったのは、ただただ力不足だったというだけです。

このひと夏で走り込んで、次走るマラソンではサブ3を狙います!(故障しなければ…)

 

ざっくり振り返るとこんな感じです。

エイドは楽しめたけど、他は反省材料の多い大会になってしまいました。

ここからは備忘録がてらの5キロごとの細かい振り返りと自分なりの分析(言い訳)です。

前日~スタートまで

前日は22:30頃に床に就いてわりかしあっさり就寝。

何度か目が覚めましたが、いつもよりよく眠れて4:15分に目覚ましとともに起床。

朝食は寝る前に作った大きめのおにぎり2個、もち1個、みそ汁で済ませました。

 

余裕を持って準備して5:30に家を出て、6時過ぎに博多駅着。

緑の券売機で佐賀行きの2枚切符(自由席)を購入して、コンビニでお腹が空いた時用のおにぎりと飲み物を買ってから6:33発の電車に乗るためにホームに上がりました。

ホームに上がったのは6:10ごろだったので、余裕で座れるなと思っていたら指定席の場所に並んでいて、慌てて並び直して行列の後ろに並ぶ羽目に。(自由席は4号車からうしろでした)

僕はなんとか座れましたが、車内は立っている人多数だったので来年行く方は早めに並ぶことをおすすめします。

 

約50分電車に揺られて佐賀駅に到着。

そこから歩いて20分弱歩いて会場に着いたんですが、すでに人がいっぱいで荷物の置き場に困りました。

 

なんとか荷物置き場を見つけて腰を下ろして着替え開始。

この時点で7:40くらい。

着替えてワセリン塗って乳首にテープ貼ってストレッチしてモルテンとアミノバイタル飲んでトイレに行って8:30ごろスタートゲートに入りました。

今になっての反省ですが、スタートゲートに入る時間が少し早かったかなと。

今回Sブロックスタート(定員1000名で3:30切りの記録証で申請)だったので、もう少しギリギリに入ってもよかったと思います。

そうすれば途中でトイレに行かなくて済んだはずです。

 

8:45にゲートが締め切られ、ダンディーな声のDJが司会のセレモニーが終わってスタートです。

 

ちなみに今回はアディダスのTシャツ、ミズノのマルチポケットランニングパンツ、Tabioのソックス、シューズはアディゼロジャパンという格好で走りました。

今回はフリップベルトを使わずポケット付きのランパンを使ったんですが、かなり快適だったのでおすすめです。

さが桜マラソン2019|携帯したジェル類

こちらが今回携帯したジェル類。

ジェルも塩熱サプリも約10キロごとに補給しました。

メーカーはいろいろ試してみたくてバラバラです。

マグオンのレモンフレーバーは使用せずでした。 

スタート~5キロ 若干の尿意とともに気持ちよくスタート

さが桜マラソン2019|スタート

  • 5キロ通過タイム 00:22:32(スタートロス19秒)
  • 5キロラップ 22:13(4’27”/㎞)
  • 1キロごとのラップ 4’41”,4’22”,4’21”,4’22”,4’19”
    ※1キロごとのラップはガーミン計測

気温は10℃くらいで、写真の通り快晴の青空のもと9:00に号砲がなってスタート。

若干尿意を感じながらでしたが、走り出せばそのうちおさまるはずと思いながら走り始めました。

 

スタートロスは19秒で、今まで一番スムーズにスタートできました。

Sブロックの後ろめで走りに詰まったのは最初の1キロくらいまでだったので、今回はかなり走りやすかったです。

ちょっとひと手間ありますが、スタート時のストレスが少ないのは精神的にいいので、三時間半切っている方は記録証を送付してSブロック申請するのをおすすめします。

 

若干の尿意とともにスタートしたんですが、走りには問題なく淡々と走れました。

最初の1キロはつまったこともあって少しラップが遅れましたが、その後の4キロは淡々と4’20”前後で。

予定の4’25”~30”より速いので、抑えたつもりだったんですが、ちょっと速い入りになってしまいました。

5キロのラップ(4’19”)はこの日最速。

5キロ~10キロ ペーサー探し開始

  • 10キロ通過タイム 00:44:37
  • 5キロラップ 22:05(4’25″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’20”,4’27”,4’24”,4’23”,4’24”

この5キロでペースが落ち着いてきて周りにいる人たちもだいたい入れ替えがなくなってきたので、ペーサーになりそうな人を探し始めました。

6キロ7キロあたりで、フォアフット気味で一定のリズムで走る女性とおそらく女性のペーサーとみられる男性を発見。

たぶん設定は4’25”/㎞前後で、今の自分には若干速い気もしたんですが、一人でペースを作っていくのもきついかなと思ったのでとりあえずついていくことにしました。

 

淡々と走る女性を後ろで見ながら、この人強くて速いんだろうなと思っていたら、案の定総合入賞(7位か8位)してました。

やはり速い人はフォームも気持ちもぶれないんですね。

いい勉強になりました。

 

この区間で若干気になってっていシンスプリントの痛みが出てきましたが、軽度なのでとりあえず無視して走っていたらそのうち何も感じなくなり最後まで走れました。

10キロ~15キロ いったんペーサー交代

  • 15キロ通過タイム 01:06:35
  • 5キロラップ 21:58(4’24″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’23”,4’19”,4’23”,4’22”,4’20”

12、13キロあたりでペーサーにしていた2人の前に出てしまって、そのまま進むことになりました。

自分としては一定のペースで走っていたつもりだったので、2人のペースが落ちたかな?と思っていたんですが、単に僕が上がっていただけみたいです。

10キロすぎて体が温まってきて動くので自然とペースが上がってしまったんでしょう。

ここで抑えていれば結果はまだましだったかもしれませんが、今となってはあとの祭りです。

15キロ~20キロ 4’30”/㎞で走る集団?と遭遇

  • 20キロ通過タイム 01:28:53
  • 5キロラップ 22:18(4’28″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’23”,4’30”,4’28”,4’27”,4’26”

単独で走り始めて数キロすると、数名の集団ができていたので、とりあえずそこに入ってみました。

どうやら男性が女性のペーサーをしているようで、給水を取ってあげたり頻繁に声掛けしたりしていました。

このペーサーの男性は「35キロまではジョグだから」、「ここで頑張って前に出る人は絶対落ちてくるから」といった感じでアツく声掛けしていて、そばで聞きながら「その通りだよな~」と思いながら、数キロ一緒に走らせてもらいました。

 

この集団でそのまま走ってもよかったんですが、どこか自分のリズムと合わない感じだったので、いったん離れて走っていると、さきほどの男女二人組に追いつかれました。

ということで、またお二人についてくことに。

 

実はこの区間でいつもより太ももに負荷がかかっているような感じがありました。

たぶん普段と違って人についてばかりいたので、自分のリズムで走れていなかったんだと思います。

何度か自分のリズムにしようと試みたんですが、15キロ以上走っていたこともあってそこからうまく修正することはできませんでした。

 

ペーサーにつくのは気持ち的に楽になるというメリットはありますが、自分のリズムで走れなくなる可能性があるということを気づきました。

初めて長く人について走って知れたことなので、今後に生かします。

20キロ~25キロ ひたすらつく

  • 25キロ通過タイム 01:51:05
  • 5キロラップ 22:12(4’26″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’25”,4’23”,4’24”,4’26”,4’23”

ハーフの通過は01:33:45でこれまでで最速。

自分でもはっきりわかるくらい太ももに疲労がきていましたが、とりあえずついていくということだけを意識。

ペーサーにさせてもらったお二人は相変わらず乱れることなく正確にラップ刻んでいて、まだまだ余裕そうだったので、なんとか最後までついていきたいなと思いながら余計なことは考えずに走りました。

 

この区間は途中吉野ケ里歴史公園内を走るんですが、園内にさがほのかのイチゴの給食があったので3個ゲットしてパクパクしながら走って、ゲストの土佐礼子さんともハイタッチを交わして元気をもらいました。

25キロ~30キロ ズルズル落ちてトイレにピットイン

  • 30キロ通過タイム 02:15:03
  • 5キロラップ 23:58(4’48″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’24”,4’27”,4’26”,4’37”,5’57”

脚がきつくなってきたなと思いながら、この区間も半分以上はペーサーのお二人についていけてたんですが、28キロ途中で脱落。

最低でも30キロまではついていきたかったので、踏ん張りたかったんですが脚が持ちませんでした。

でも、ここからは粘りだという気持ちで28~29キロはなんとか4’30”/㎞台をキープ。

しかし、やっぱり気持ちが持たずにズルズルペースが落ちて、さらにはスタート前に感じていた尿意がまた出てきたので、「ここはいったんリセット」という気持ちで30キロ手前のトイレにピットイン。

 

自分でも思った以上におしっこが出て、タイムロスは1分弱あったかもしれません。

しかし、おかげで気持ちも身体もスッキリして30キロを通過できました。

30キロ~35キロ 戦意喪失、自問自答

  • 35キロ通過タイム 02:41:25
  • 5キロラップ 26:22(5’16″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’52”,4’59”,4’58”,6’15”,5’07”

トイレ休憩のあとはとりあえずキロ5でジョグを目指したんですが、それも続いたのは3キロちょっとでした。

途中でどうしようもなく脚が重くなってキロ5の維持が難しくなってきて気持ちも折られて100mくらい歩いてしまいました。

 

戦意喪失、ここから心の葛藤が始まります。

「もう走れん」「3時間10分切りとかほざいたのに情けな!」「まだ粘れば15分は切れる」「せっかくペース作ってもらっとったのに」「全然粘れんやん」等々、いろんな感情が湧き上がってくる中、とりあえずエイドを目指してゆっくり走りだしました。

35キロ~40キロ グダグダジョグ

  • 40キロ通過タイム 03:08:19
  • 5キロラップ 26:54(5’23″/km)
  • 1キロごとのラップ 6’20”,5’11”,4’55”,5’00”,5’27”

35キロ過ぎのエイドでミニミンチ天を食べながら少し休憩。

太ももがどうやっても動いてくれませんが、頑張ればキロ5で走れるので、必死に身体を動かしました。

 

フォームはバラバラで息も上がって、だいぶみっともない姿で走っていたと思います。

この時すでにタイムのことはほぼどうでもよくなっていて、残るエイドのコーラとミニブラックモンブランのことしか頭にありませんでした。

意味わからないかもしれませんが、「コーラ、コーラ」「ブラックモンブラン、ブラックモンブラン」と唱えながら走っていました。

自己ベストすら厳しい状態で、モチベーションはそれくらいしかなかったんです。

 

で、39キロ地点のコーラエイドでコーラを2杯飲んで、あとはブラックモンブランという気持ちでまた走り出しました。

40キロ~ゴール 疲れ切ってゴール

さが桜マラソン2019|ゴール

  • ゴールタイム 03:19:01
  • 2.195キロラップ 10:42 (4’52″/km)
  • 1キロごとのラップ 4’58”,5’00”,1’48”(0.43km)

40キロ過ぎのエイドでミニブラックモンブランを2つもらって、あと少しという気持ちでラスト2キロ弱を走りました。

40キロの通過タイムが3:08だったので、ラスト2.195キロを10分切れれば自己ベストくらいはいけたんですが、そんな力は残っておらず、2.195キロ11分切りがやっと。

なんとか3時間10分台をキープしてゴールしました。

 

ゴール後の達成感は無し。

ただただ終わったという感じでした。

ゴール後 筋肉痛が半端ない

ゴール後はタオル、水、ロックアイスをもらって、記録証を受け取ってチップを外した後、競技場内の芝生でしばし休憩。

太ももが痛すぎて芝生に座るのもシューズを脱ぐのにも一苦労でした。

おまけにただ座って休んでいるだけなのに、ふくらはぎが攣って一人悶絶。

走っている時よりゴール後が辛くてしばらく動けませんでした。

 

今回、筋肉痛が強く出たのは太ももの前面。

ペースが速くて無理なフォームになっていたのか、ペーサーにしていたランナーに合わせすぎてフォームがおかしくなっていたかのどちらかかなと。

うまく表現できないですが、接地の時に足が身体より前について突っ張り棒みたいになっていた気がします。

いずれにせよ、フォームの改善は必要なんだと思います。

 

太ももを中心にロックアイスで冷やしながら20~30分くらい休んで、おじいさんみたいな足取りで競技場を出て、フィニッシュエリアでさがほのか、飲むヨーグルト、もち、豚汁なんかを平らげ荷物置き場に戻って着替えを済ませました。

さが桜マラソン2019の感想

天候に恵まれていい天気の中走ることができて、気持ちよかったです。

若干暑いくらいでしたが、青空のもとで走れる幸せを感じました。

 

さが桜マラソンは変わり映えのしない景色の中を走ることが多いんですが、ところどころバルーンが上がっていたりしてイベント感が出ているのはよかったと思います。

あとエイドはよかったし、ボランティアの方の元気もよくて、力になりました。

 

残念だったのは桜がほとんどなかったことです。

2,3か所桜並木がある場所を走るので、桜がもっと咲いていればなーと思うところはありました。

でも、開花時期ぴったりに大会を開催することも難しいでしょうし、こればっかりは仕方ないですね。

 

個人的には残念な結果に終わったわけですが、マラソン大会としては楽しめた大会でした。

ゴール後の寄り道

まず佐賀駅前にあるコイケスポーツさんに寄り道。

インスタで話題のスポーツ店で、一度行ってみたかったので行ってきました。

品ぞろえがよくて、佐賀県民がうらやましくなりました。

今度は買い物をしに行きたいです。

コイケスポーツ KOIKESPORTS (@koikesports) • Instagram photos and videos

こちらも佐賀駅前にあるコッペパン専門店のあんバター∞えんバター。

2:50というのは3時のおやつまで待てないという意味なんだそうです。

そこそこガッツリ食べたかったので、すすめられた佐賀シシリアン(380円)を注文。

結構な大きさで、パンがおいしくて、肉もいっぱい入っていたので小腹が満たされました。

 

こんな感じで佐賀をちょこっとだけ楽しんで福岡に帰りました。

さいごに

さが桜マラソン2日前のツイートが見事にフラグとなってしまい、PBすら更新できずに終わりました。

ペース配分のこと、フォームのことなど反省材料がたくさん出た大会でした。

なにはともあれ、これが僕の今の実力なので、またがんばります。

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