どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
志賀島の名所の一つでもある金印公園に行ってきました。
金印公園は国宝に指定されている「漢委奴國王」と印された金印が発見されたと伝えられる場所で、最近リニューアルされ綺麗になっています。
金印のレプリカを見たり、歴史を学んだりしつつ、志賀島から見る景色を楽しんできました。
新しくなった金印公園
金印公園は2018年の3月18日にリニューアルオープンしました。
以前来た時はもっと草木が生い茂っていて、うっそうとした感じがあったんですが、全面的に再整備されて、クリーンな公園に生まれ変わっていました。
駐車場は7~8台分ほどあって、写真の右側には綺麗なトイレも設置されています。
公園内には階段とスロープがあり、どちらも展望広場に道が続いています。
歴史を学びながら展望広場まで登っていきます
公園の案内図の横にある、金印の形をした石碑。
おそらく以前からあったものだと思います。
交流広場には二つの詩碑が並んでいます。
左側は福岡と中国の広東省広州市との友好都市締結1周年を記念して1980年に建立された詩碑です。
右側は世界的に著名な書家であり、詩人、歴史文学者でもある郭沫若(かくまつじゃく)がつづった詩碑です。
郭沫若は九州帝国大学在学中に志賀島をよく訪れたと言われ、後年、福岡を訪れた際に日中の友情をたたえ、福岡を懐かしむ気持ちと平和を願う気持ちをこの七言律詩につづっています。
ともに福岡と大陸との関係をつづった詩碑です。
金印の時代からずっと大陸と福岡が繋がっていることを示しています。
金印のモニュメント
交流広場からスロープを歩いてさくらのみちを抜けると展望広場に着きます。
展望広場には東屋的な休憩スペースがあるので、腰を下ろして一息つけます。
この展望広場の中央にあるのが金印のモニュメントです。
真ん中は金印と同じように「漢委奴國王」と彫られています。
左側には金印の説明。
そして右側には金印のレプリカが浮いているような感じで展示されています。
(本物は福岡市博物館で保管中です)
浮いたような形で展示されているのは裏側に彫られた文字を見れるようにするためです。
近づいてよーく見ると、こんな感じで文字が見えます。
展望広場の脇には金印と志賀島についての説明板もありました。
こういう歴史を学べるスペースはありがたいです。
展望広場からの景色
金印公園は志賀島の南側にあるので、福岡市~糸島市にかけて臨むことができます。
見晴らしがいい日であれば、東側にヤフオクドーム、福岡タワーが見え、中央に能古島、西側に糸島の可也山などが見えます。
東側を見た景色です。
右側に見えるのが能古島。
この日は若干もやがかっていましたが、ヤフオクドーム、福岡タワーも確認できました。
こちらは西側。
雷山や高祖山なんかも見渡せました。
展望広場までそこそこ登らないといけないですが、180度以上展望があって目の前は海なので開放感がありました。
さいごに
というわけで、リニューアルして綺麗になった金印公園に行ってきました。
金印のことだけでなく、志賀島のことや福岡と大陸の繋がりについても知ることができるいい場所だと思います。
眺めもいい公園なのでぜひ行ってみてください。
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