どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
2月17日のストーマーズ(南アフリカ) vsジャガーズ(アルゼンチン)でスーパーラグビー2018が開幕します。
このブログでは過去に、トップリーグ、大学、各国代表のジャージのメーカーについて調べてきたんですが、スーパーラグビーが開幕するということ各チームのジャージのメーカーを調べてみました。
スーパーラグビーはニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、日本から計15チームが参加して優勝を争う世界最高峰のプロラグビーリーグです。
15チームが5チームずつ3つのカンファレンスに分かれて戦うので、カンファレンスごとに見ていきたいと思います。
オーストラリアカンファレンス
オーストラリアカンファレンスはオーストラリアの4チームとサンウルブズで構成されています。
オーストラリアのチームのメーカーはどれもバラバラでした。
ワラターズ(Waratahs)
ワラターズのジャージはカンタベリー。
2017シーズンとメーカーは変わらずです。
デザインの方は襟の部分が大きく変わってクラシック感のあるデザインになっています。
Mens WARATAHS Jerseys – Canterbury Australia
レッズ(Reds)
2017シーズンはBLKがサプライヤーとなっていたレッズですが、2018シーズンは「ZOO SPORT」に変わりました。
「ZOO SPORT」はイギリスとオーストラリアで展開しているスポーツウエアブランドで、先日開催されたブリスベングローバルテンズでもアパレルパートナーとして名を連ねています。
テンズの公式ショップでもZOO SPORTのジャージやポロシャツなどが販売されていました。
歴史はいまいちわかりませんが、サイト見るとラグビーチームだけでなく、大学や高校のスポーツウエアも手掛けているようです。
ZOO SPORT – Release your animal instinct
レベルズ(Rebels)
レベルズは2017シーズンと同じBLKのジャージです。
デザインもさほど変わっていないと思います。
しかし、2017シーズンに比べるとホームとアウェイの色合いが入れ替わっています。
昨シーズンは白を基調としたジャージがホームジャージでした。
調べてみると、2014シーズンまでは青がホームジャージ、2015~2017年シーズンは白がホームジャージだったようで、今季また元に戻したようです。
ブランビーズ(Brunbies)
ブランビーズのメーカーはClassic Sportswear。
右胸にあるマークをカンタベリーのロゴだと思い込んでいたので、ブランビーズはカンタベリーだと認識していたんですが、「Classic Sportswear」という全く知らないメーカでした。
2014年からこのメーカーだそう。
「Classic Sportswear」はスポーツウエアのメーカーで、リーグラグビー、バスケット、サッカーなどのウエアも作っているようです。
サンウルブズ(Sunwolves)
サンウルブズのジャージのメーカーはカンタベリーで、日本代表と同じです。
左がホーム、右がアウェイです。
ジャージのデザインは2017シーズンと同じに見えます。
デザイナーはくまもんのキャラクターデザインをした水野学さん。
この方は個人的に復刻を待ち望んでいる懐かしのスポーツ飲料903にも関わっていたようです。
サンウルブズ 公式オンラインショップ / SUNWOLVES OFFICIAL ONLINE SHOP
話はかわりますが、サンウルブズや日本代表の選手が着用しているインナーは日本発の高機能インナー「C3fit」のものです。
一昨年あたりからでしょうか、日本代表の選手が見慣れないメーカーのインナーを着ているなと思って見ていたんですが、C3fitから提供されていたようです。
ちょっとお高めですが、露出機会が増えたことでラグビー界にもだいぶ普及したんじゃないでしょうか。
ニュージーランドカンファレンス
ニュージランドカンファレンスは5チームすべてニュージランドのチームです。
ジャージのメーカーはすべてアディダスでした。
ニュージーランド代表のジャージもアディダスなので、契約で決まっているのかもしれません。
ブルース(Blues)
ホームジャージは画像がなく子供用になっていますが、ほぼほぼ同じデザインです。
ホーム、アウェイとも青を基調としていて、ワラターズと同じように襟がデザインされています。
今年は襟が流行りなんでしょうか。
ハイランダーズ(Highlanders)
前面にうっすら見える模様はケルトのデザインのようです。
ハイランダーズはオタゴが母体となっているチームなんですが、オタゴはケルト人が移住してきた地でもあります。
そういったこともあって、ケルトデザインが施されているようです。
【adidas公式通販】HIGHLANDERS 1stジャージ
ハリケーンズ(Hurricanes)
2017シーズンはホームもアウェイも黄色と黒が混ざったジャージでしたが、2018シーズンはホームは黄色、アウェイは黒とはっきり分かれたようです。
柄はチーム名にもなっているハリケーンが渦巻いている様子を表現しています。
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チーフス(Chiefs)
チーフスのジャージの模様はニュージランドの先住民、マオリ族の影響を強く受けているようです。
2017シーズンと大きく変わったのはアウェイジャージ。
緑が多く使われていて、これまでのチーフスにはないイメージになっています。
クルセイダーズ(Crusaders)
クルセイダーズは十字軍という意味。
そのため、ホームジャージには剣をモチーフにしたデザインがあしらわています。
アウェイジャージは白を基調としたものになっていて、2017シーズンの黒を基調をしたジャージから一新しています。
南アフリカカンファレンス
南アフリカカンファレンスは南アフリカのチーム4チームとアルゼンチンから参戦しているジャガーズで構成されています。
ストーマーズが唯一メーカー表記なしで、新たな取り組みを始めているみたいです。
シャークス(Sharks)
シャークスはカンタベリーのジャージです。
2016シーズンまではBLKでした。
黒と白でわかりやすいデザインになっています。
この画像ではわかりにくいですが、ジャージのお腹辺りには南アフリカ共和国の都市、ダーバンの様子が描かれています。
ストーマーズ(Stormers)
ストーマーズはこれまでアディダスのジャージでしたが、2018シーズンからメーカーの表記がなくなりました。
南アフリカの「Genuine Connection」という会社が製造しているようです。
この会社はサッカーやクリケットなどのスポーツウエアを手掛けていて、ストーマーズのジャージも2000年から作っていました。
英文をきちんと読めているか不安ですが、プレミアシップのブリストルのように自分たちの会社でアパレルを作りたい、みたいなことが書かれていました。
ちなみに、ジャージはアディダスではなくなりましたが、フットウエアはこれまでと同じようにアディダスと契約しているとのことです。
ライオンズ(Lions)
ライオンズのジャージはカンタベリー。
肩が赤くなっている方がホームジャージです。
ホームとアウェイの違いはボーダーのパターンのみ。
シンプルなデザインになっています。
Lions Rugby Shop – Official Licensed Product
ブルズ(Bulls)
ブルズのジャージはプーマ。
ホームジャージは例年とさほど変わりはありませんが、アウェイジャージが大きく変わっています。
これまでアウェイジャージはだいたい濃い青だったんですが、2018シーズンは黄色でかなり目立ちます。
なんでも南アフリカの強豪サッカーチーム、マメロディ・サンダウンズFCのユニフォームを模しているのだとか。
確かにかなり似ています。
Official online retailer for the Blue Bulls
ジャガーズ(Jaguares)
アルゼンチンから唯一参戦しているジャガーズはナイキのジャージ。
国の代表と同じです。
2016年から参戦しているチームで、その時からデザインはさほど変わっていません。
単色ではなくなったのが唯一変わったところでしょうか。
さいごに
スーパーラグビーに参加するチームのジャージのメーカーを調べてみました。今年は襟のデザインがついたジャージが目立ちました。
メーカーについてはニュージーランドのチーム以外はわりかしバラバラだったので苦労しました。
でもそのおかげでCLASSIC、ZOO SPORTというメーカーを知れたし、ストーマーズの新たな取り組みも知ることができました。
ジャージのことを調べるうえでチームに関することもいろいろ知れたので、より一層今年のスーパーラグビーが楽しめそうです。
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