どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
今回は糸島の新たなパワースポット、神在神社の神石を見に行ってきました。
竹林の中にどっしりと鎮座する巨石は思ったより大きくて圧巻でした。
糸島市の神在神社へ
神在神社がある糸島市の神在は加布里の南西側に位置します。
「神が在る」という地名からして神聖な感じです。
この珍しい地名は、第14代天皇・仲哀天皇の皇后である神功皇后の「霞たなびき、神が在られる」という言葉からきているんだとか。
神功皇后は香椎宮や宮地嶽神社、筥崎宮なんかにも伝承があって、福岡というか北部九州にかなり縁がある方みたいです。
まずは参拝
神石は神在神社の奥にあるので、まずは参拝から。
鳥居をくぐって少し開けた場所があって、その奥に本殿があります。
神社の説明書きには、
- 第28代宣化天皇2年壬辰(572年)に征新羅将軍に任ぜられた大伴連狭手彦(おおとものむらじさでひこ)が遠征等の成功と安全を為すため神社を建立したのが始まりとされる
- 最初は牧の天神山(牧のうどんの工場・本社近くにあるそうです)にあって、盛んに信仰されていた
- 戦国時代になり社殿は荒廃してしまったが、平和になった寛文4年(1664)、指揮者と村の有力者が今の宮所神在に建立した
- 宝永4年(1707)に社殿などを再建し、菅原神や六柱天神を祀り、野崎の天神山に祀られていた埴安命(はにやすのみこと)も合祀して現在の神在神社の姿となった
と書かれていました。
ちょっと気になったのは本殿の蟇股(かえるまた)の上の部分(建築に詳しくないので定かではないですが、この部分も蟇股というのかもしれません)。
獅子なのかなんなのかわかりませんが、動物の彫刻があって特徴的でした。
※神在神社は駐車場なし!
神在神社にはちゃんとした駐車場がないので注意してください。
神社の裏に「遊学舎」というグリーンコープの施設があって駐車場もありますが、そこは神社の駐車場ではありません。
車で参拝・神石見学をされる方は、神社の脇あるちょっとしたスペースに路駐するパターンが多いみたいです。
最寄り駅でいうとJR筑肥線の加布里駅か一貴山駅で、どちらからでもも歩いて15分ほどの距離になので、散歩がてらの距離としてはちょうどいいかもしれません。
パワースポット・神石へ
神在神社に向かって左側にある階段を降りると、小さな立て看板があるのでそれに従って約260m、時間にして5分弱、未舗装路を進みます。
距離的には短いですが、前日雨が降っていたりするとぬかるんでいる可能性もあるので、そういう場合は運動靴で行くことをおすすめします。
右手にソーラーパネルを見ながら歩き、途中にある看板通りに進むと、
「神石まで約20m」と書かれた看板があるので、右に入ります。
一瞬竹林の中に入って雰囲気が変わった感じがして、大きな石が見えてきます。
注連縄がかけられた外周16m、高さ4mの巨石が木に支えられるようにして鎮座しています。
周りは竹で覆われていて、その中にドンと巨石があるので存在感抜群です。
僕が行った時、ちょうど上から日が差してきて巨石が神々しく照らされていました。
パンフレットによると、神石があるこの場所は、神功皇后が紫にたなびく雲を目撃した場所とされているとのこと。
この角度から見るとヒヨコのようにも見えます。
この場所がしっかり祀られるようになったのは2016年11月からだそうで、竹林に覆われていた巨石を神社総代が発見したのがきっかけなんだとか。
それまでこんな巨石が埋もれていたことが驚きです。
この巨石がどこから来たのか気になります。
裏側はこんな感じです。
近くで見ると、表面のガサガサ感がわかります。
そして裏側には神石のお参りの仕方という立札がありました。
ここに書いてある通りにお参りして、パワーを頂いた気分になって帰ってきました。
神在神社・神石の位置情報
住所:福岡県糸島市神在801-1
アクセス:JR筑肥線・加布里駅または一貴山駅から徒歩15分ほど
前原ICから車で10分弱
駐車場:なし(神社の脇に駐車して参拝する方が多いようですが、近隣の方に迷惑にならないよう注意してください)
さいごに
というわけで、糸島にある新パワースポット、神在神社の神石を見てきました。
駐車場もないし、わかりやすい場所にあるわけではない神在神社ですが、竹林の中に現れる巨石は存在感があって、たしかにパワーをもらえる気がします。
糸島のほうに行く機会があったら立ち寄ってみてください。
コメント