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トップリーグと大学のラグビージャージのメーカーについて調べてみたら意外と面白かった

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今年も8月にトップリーグが開幕し、大学ラグビーもぼちぼち試合が始まっています。

録画した試合なんかをちょこちょこ見ているわけですが、ふとジャージのメーカーについて気になったので調べてみました。

最初はトップリーグだけのつもりで始めたんですが、調べていくうちに大学も気になってきたのでその辺も調べ上げました。

いろいろなスポーツメーカーがサプライヤーとしてユニフォームや練習着などの援助をしているようです。 

※今回掲載したすべてチームのホームページに目を通してジャージのメーカーを確認していますが、間違っている部分もあるかもしれません。間違っていることがあれば教えてください。

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トップリーグ

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メーカー別に見ると、アディダス5、カンタベリー5、ミズノ3、BLK2、アンダーアーマー1となりました。

なんとなくアディダスのジャージを着ているチームが多いイメージでしたが、カンタベリーもアディダスと同じ数だけサプライヤーになっているようです。

アディダスジャージのチームが上位に固まっているので、目に入る回数が多かったのかもしれません。

 

残りは日本が世界に誇る老舗メーカーミズノ、2011年にオーストラリアで設立されたスポーツアパレル会社BLK、今やさまざまなスポーツに進出しているアンダーアーマーとなっています。

 

意外だったのはアンダーアーマーを着ているのがパナソニック1チームだけだったことです。

以前は複数のチームが着用していたので今も何チームか着ていると思っていました。

あとで書いていますが、これは企業としての戦略もあるのかもしれません。

 

クボタと豊田自動織機が着用しているBLKは新興メーカーですが、ラグビー界では世界的に有名です。

国代表やニュージランドの強豪チームにも愛用されています。

トップリーグのジャージのデザインは年々洗練されてきていて、かっこいいなと思うことが増えてきたんですが、その一方で、僕がラグビーをしていた頃に着ていたコットンやセプター、スズキといったメーカーを見ることが少なくなっているので寂しい気もします。

大学

関東、関西の大学ともにいろいろと新たな試みが始まっているようです。

関東大学対抗戦Aグループ

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対抗戦のAグループは、アンダーアーマー2、アシックス2、ミズノ1、スズキ1、不明1となっています。

トップリーグと大きく違うのがアシックスが加わったことです。

国レベルでは南アフリカ代表やオーストラリア代表のサプライヤーになっていますが、今シーズン国内でアシックスのジャージを着用するのは早稲田と慶應くらいだと思います。(過去に青山学院や立命館が着用していたことはあったようです)

特に早稲田は大学単位でアシックスと包括的な提携を結んで、ラグビー部だけでなく他の競技でも用具の提供を受け、製品の共同開発も行っています。

 

また、筑波大学もアンダーアーマーの日本代理店である株式会社ドームとパートナーシップ契約を結んでいます。

国立大学としては初の試みで学生スポーツの産業化を目指しているようです。

 

大学選手権8連覇中の絶対王者帝京大学のジャージにも今年大きな変化がありました。

帝京といえばスズキのロゴが入った赤ジャージのイメージだったんですが、今シーズンからアンダーアーマーを着用することになったようです。

帝京の選手がよく履いていたスズキのブルーソールも見る機会が少なくなるかもしれません。

ラグビー用品販売 SUZUKI RUGBY ラグビーシューズ

関東大学リーグ戦1部

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リーグ戦1部は、アディダス2、リバーサル2、コットン2、アンダーアーマー2とバランスよくわかれました。

 

流経大と大東文化大が着用しているリバーサルというブランドは今回調べてみて初めて知りました。

柔道着や空手着の老舗メーカーイサミが2000年に立ち上げたアパレルブランドで、主に格闘技のカルチャーをベースにしているそうです。

2013年に中央大学がデザインを依頼して着用したのが最初みたいですが、全く気がつきませんでした。

公式サイトにもラグビーウエアは売られていないようですが、Amazonにブランドページがあったので一応載せときます。

アディダスを着用している東海大と日大はおそらくどちらも今シーズンから。

9/17に行われた試合で早くもアディダスの三本ライン対決が実現したみたいです。

 

関東学院と法政はアンダーアーマーを着用しています。

関東学院は筑波大学と同じようにパートナーシップ契約を結んでいるようです。

関西大学ラグビーAリーグ

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関西リーグ戦1部は、ミズノ3、スズキ2、アンダーアーマー1、カンタベリー1、コットン1となっています。

 

これまでと比べると、ミズノ、スズキ、コットンといった老舗メーカーが並んでいます。

ミズノが多いのはミズノ自体が関西にルーツがあることと関係しているのかもしれません。

関西で唯一アンダーアーマーを着用している近畿大学も筑波大学や関東学院大学と同じように、今年から株式会社ドームとバートナーシップ契約を締結しています。

 

余談ですが、関西の大学を調べる時、役に立ったのが↓の動画です。

関西のラグビー協会は試合結果やTwitterの更新が速く、とても頼りになります。

これからはアシックスの進出に注目?

ざっとジャージのメーカーについて見てきましたが、個人的に気になっているのはアシックスの進出です。

元々ラグビースパイクはありましたが、早稲田、慶応と日本のラグビー界を引っ張る大学がジャージを着用したり、高校生の7人制ラグビーの全国大会(アシックスカップ)を冠協賛として開催したり、日本のラグビー界に徐々に手を伸ばしているようにも見えます。(7人制ラグビーはオリンピック種目でもあるのでそこをにらんでいることも考えられますが…)

南アフリカ代表とオーストラリア代表、世界の強豪国のサプライヤーになっているので、今後日本国内のラグビーに本格的に進出してきても不思議はありません。

 

最近はデザインもかっこよくなっているので、ぜひともラグビー用品をどんどん出してほしいな思います。

アンダーアーマーの動向もおもしろい

アンダーアーマーを着用しているトップリーグのチームがパナソニックだけだったのにはびっくりしたんですが、大学では着用しているチームがじわじわ増えてきているようです。

特に、筑波、関東学院、近大はパートナーシップ契約を締結して学生スポーツの産業化を目指しているとのこと。

”学生”とあるように大学だけでなく、すでにいくつかの高校ともこの契約を締結しています。

 

アンダーアーマー(株式会社ドーム)は、スポーツを軸にしてアメリカのような先進的な学校を作りたいようです。

ラグビーだけでなく日本のスポーツ界全体を盛り上げようとしているアンダーアーマー並びに株式会社ドームの今後にも注目です。

さいごに

というわけで、日本のラグビーチームのジャージメーカーについてざっくり調べました。

まだまだチームはあるのでほんの一部だけですが、ジャージのメーカーを見るだけでもいろいろとおもしろかったです。

代表チームのジャージについても調べたんですが、長くなってしまったのでそれはまた今度の機会に。

※↓各国代表とスーパーラグビーのメーカーについても調べました。

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