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福岡マラソン2022完走記|3年ぶりのフルマラソン!

福岡マラソン2022完走記 マラソン
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どうもぐっさん(@goodsun_30)です。

かれこれ3年ぶりの更新になりますが、1か月ほど前にフルマラソンを走ってきました!

コロナが蔓延してマラソン大会は軒並み中止、ここ3年ほどはマラソンを走れていませんでした。

ですが、走ることは辞めておらず、月間走行距離は100キロいかないくらいに落ちたものの、そこそこの走力は維持できていました。

そんな状態で福岡マラソンに当選。

夏は暑さに負けて、たいした練習ができなかったんですが、9月終わりごろからようやく走れるようになって、状態が上がってきたところで本番を迎えました。

というわけで、3年ぶりのフルマラソンの備亡録&完走記です。

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準備~スタート

金曜日に受付を済ませてゼッケンをゲット。

EXPOでは特に買い物などせず、アシックスの試し履きをした後、無料でもらえるものはもらってそそくさと退場。

前日の土曜は軽くジョグして22時ごろ布団に入って23時ごろに寝付いて5時起床。

マラソン前日にしてはめずらしくぐっすり眠れてすっきり起きることができました。

朝食は塩むすび1個、きな粉餅2個、インスタント味噌汁、ヨーグルト、バナナ等を食べつつ、モルテン320をちびちび飲みました。

6時40分くらいに家を出て、7時くらいに天神着。

一番の心配事だった雨も朝方には上がっていて、なんとか大丈夫そうな感じでした。

天神着後、いつもなら室内に入って寒さをしのげる場所で準備するんですが、この日は気温が高かったので、警固公園でモルテンを飲みながらカステラを食べて、のんびり準備しました。

今回準備したジェル類は、ユーグレナのゼリー(スタートブロックで飲む用)、コーダ(使わず)、ベスパ、チャレンジャーのものとメダリストの塩ジェル、塩熱サプリのタブレット。

ジェル系は特にこだわりはなく、いつもなんとなくで選んでます。

モルテンは160のやつは以前使ったことがあったんですが、320は初使用。

味は何と言えないですが、効果は高いだけあってそこそこあったと思います。

あと塩ジェルにも助けてもらいました。

ジェル類はランパンのポケットに詰めて、荷物を預けてトイレを済ませてスタートブロックに入りました。

今回のプランはこれまでの練習内容から2つ考えていて、

  1. キロ4’30”切るくらいで走りきる
  2. 4’15”(サブ3ペース)でいけるところまで付く
    (たぶんハーフ、max30キロくらいまではいけるはず)

どっちにしても3時間10分前後でゴールできるだろうという計算でした。

スタートするまでどう走るかずっと悩んでいて、結局走り出してから決めることにしました。

いよいよスタート|とにかく暑い

福岡マラソン2022スタート

スタート

スタートブロックに入って40分くらい経ってようやくスタートです。

朝から感じていたんですが、11月というのに全然寒くない。

というか、暑い。

マスクをして待機しているのもあって、じんわり汗をかくくらいでした。

号砲が鳴ってスタートすると、1キロもいかないうちに汗が流れ始めました。

個人的に暑いのが苦手なので、

「まずいな~、マイペースでいくかな~」

とか考えながら走っていたんですが、1キロ地点くらいでサブ3のペーサーに追いつかれたところで、なぜか、

「やっぱりいってみよう!」

福岡マラソンに参加していたインフルエンサー、三津家さんを見たからなのかわかりませんが、変なスイッチが入って、いけるところまでペーサーに付いてみることにしました。

が、その気持ちは15分も持たず、3キロくらいであっさりぽっきり折れました。

というのも、やっぱり暑い。

2キロ、3キロと走っているうちに汗がダラダラ出てきて、

「この発汗量はまずい、フルもたん!」

我に返って5キロ手前でサブ3ペーサーから離れて、4’30”切るくらいのペースで刻む作戦に変更しました。

ペースは落としたものの、発汗は続いていて、顔も火照りだしてきて、序盤からきつい状態で、

「このままじゃ途中棄権もあるかもしれん、やべぇな…」

こんなことを考えるくらいメンタルも落ち込んでしまいました。

9キロ地点くらいが一番メンタルが落ちていたんですが、ここでミストシャワーみたいな霧雨で降り出しました。

まさに恵みの雨!

火照った身体を冷ますのにちょうどいいくらいの雨で、体力もメンタルも一気に回復。

スタートから10キロくらいでようやくいつも通りに走れるようになりました。

10キロからは快調に!

恵みの雨でいったんリセットされてからは快調に4’30”で刻んでいきました。

あいかわらず汗は出ていましたが、給水ごとにちゃんと水分を摂って身体を冷やせば、4’30”ペースは楽に走れます。

一定ペースで走る人を見つけて付いたり、集団に入ったりしながら着々と走り、ハーフを1:33:42で通過。

上出来です。

しかし、福岡マラソンはハーフを通過したあたりからが勝負です。

なぜなら、ハーフを通過して左に曲がると極端に応援が減るからです。

例年、23,4キロあたりから歩き始める人が一気に増えます。

僕も初マラソンの時はそうでした。

20キロ過ぎて疲れが出てくるあたりというのと、九大前の応援の数との落差があまりに大きすぎて、体力とテンションがガクンと落ちて一気にきつくなる感じがするんです。

初めて福岡を走る人は要注意です。

僕はというと、歩き始める人を横目に4’30”を刻んで、エイドの牧のうどんも食べて快調に、、といきたいところですが、25キロあたりで、ふくらはぎにピキッときはじめました。

「これはいかん!」

慌ててメダリスト塩ジェルを摂取。

気持ちふくらはぎに負荷がかからないように走ってしのぎました。

終盤はペースアップ!のつもりが…

左脚にやや不安を抱えつつも、きっちり4’30”ペースで刻んで、32キロあたりの最大の難所、のらん坂も通過。

序盤でペースを落としたおかげで余力はまだ少しあったので、この坂を下ったあたりからちょっとずつペースアップしようと思っていたんですが、ここからの海沿いのコースが今回の1番の敵でした。

この日は風が強くて海沿いに出たとたん強風が吹きつけてきて、ペースアップどころか見事にペースダウン。

一瞬風が止んで、やっと終わったかと思ったらさらに強い風が吹いてきて、メンタルがやられかけました。

疲れがあちこちにきていたし、周りに歩く人もたくさんいたので、

「歩きて~、ちょっと歩こうかな…」

なんて感じで一瞬悪魔の囁きに負けてしまいそうでしたが、

「いかん、いかん!」

と、なんとか踏ん張って歩くことなく足を動かしました。

自己ベスト更新で無事ゴール!

海風にメンタルと体力を削られて、ペースは4’45”まで落ちましたが、どうにかこうにか耐えて、ラストの田んぼ道。

ここも応援がまばらでなかなかきついところですが、もう少しでゴールということと、3:10は切りたいという思いで足を進めました。

40キロ地点を3時間切って通過。

あと2.195キロを10分切れば3:10切りです。

脚が攣らないようにじんわりペースを上げてラスト2.195キロを9’55”で走り切って3:09:41でゴール!

福岡マラソン2022ゴール

ゴール!

これまでのベストが3年前に走った福岡マラソンの3:17:42なので、8分の自己ベスト更新となりました。

序盤は特に暑さに苦しめられて雨に救われ、終盤は風に苦しめられた42.195キロでした。

過酷な条件の中の3年ぶりのフルマラソンとなったわけですが、最後まできっちり走りきれたし自己ベストもしっかり更新できたので個人的には上出来だと思います。

3年ぶりのフルマラソンがコースがしっかり頭に入っている福岡マラソンでよかったです。

じゃないとおそらくメンタルやられて撃沈してました。

タイムリスト

タイムリスト

こちらがタイムリストです。

後半の風がなければラップが落ち込むことなくいけたと思うんですが、まあそこは仕方ないですね。

ゴール後はさっさと着替えておもてなしエリアに移動して、無料のふるまいをたんまり頂いて、13時ごろには帰路につきました。

さいごに

3年ぶりにフルマラソンを走って思ったことは、

  • フルマラソンは長い
  • メンタル大事

当たり前ですが、走っている途中に42キロはやっぱなげーなと改めて思ったし、メンタルの保ちよういかんで、結果が大きく変わるとわかりました。

次は来年3月のさが桜マラソンなので、それまでにしっかり距離を踏んで、走力、メンタルを鍛えて、いよいよサブ3にチャレンジしたいと思います。

と、書いていますが、フルマラソン後、左脚が攣りかけた影響もあってか、ふくらはぎを痛めて数回しか走れてないし、おまけにコロナに罹って絶賛療養中ですが、頑張ります。

以上、3年ぶりの更新でした。

運営、ボランティアの方々ありがとうございました!

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