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「種子骨炎」発症?ランニング中に足の親指の付け根が痛む原因かも?

「種子骨炎」発症?ランニング中に足の親指の付け根が痛む原因かも? ランニング
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どうも、ぐっさん(@goodsun_30)です。

僕は今年に入って本格的にランニングを始め、ほぼ毎日走っています。

毎日走っていると身体のあちこちに痛みが出てくるもので、これまで膝と足裏を痛めています。

最近は足裏、特に親指の付け根辺りがどうも痛むので、いろいろと調べていたら「種子骨炎(種子骨障害)」らしいことがわかりました。

というわけで、今回は種子骨炎の原因や対処法・対策法を調べてみました。

※最後の追記にありますが、無事完治しました。

※↓親指以外の指の付け根が痛む場合は中足骨が原因かもしれません。

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最初は足底筋膜炎だと思っていた

足裏が痛み出したのは1月下旬のことで、最初はランナーがなりやすい足底筋膜炎かなと思っていました。

足底筋膜炎とは、足の裏にある筋膜に起こる炎症で、一般的にかかと付近に痛みが出るものです。

僕は足先に痛みを感じていたんですが、調べると足先が痛むこともあるようなので「まあ、足底筋膜炎だろ」という感じで気に留めていませんでした。

なので、ネットで見た情報をもとに温めたりマッサージしたりして対処していました。

この対処法で痛みが落ち着いてきていたので、このまま治ると思っていたんですが、2月に入って走る距離を伸ばすと、親指の付け根、母趾球辺りの痛みがひどくなってきました。

痛みが出る場所が足底筋膜炎とは違うような気がしてよくよく調べてみると、どうやら「種子骨炎」らしいことがわかりました。

種子骨炎とは?

種子骨

黒丸の部分が種子骨

足裏の母趾球周辺には種子骨(上図の黒丸の部分)と呼ばれる小さな骨が2つあって、周りには何種類かの筋肉や腱が集まっています。

これらがランニングなどの運動時に緊張して種子骨に炎症が起こすのが種子骨炎です。

種子骨炎はランナー以外にも剣道やバトミントン、バスケットボールなどをしている人、ハイヒールを履く女性や足のアーチが高い人がなりやすいと言われています。

僕の場合、かかと着地を改善したくてつま先で着地しようと意識しすぎた結果、種子骨周りに負荷がかかりすぎたんだと思います。

ちなみに、種子骨は周りの筋肉や腱を滑らかに動かす役割があって、膝の皿も種子骨の一種なんだそうです。

痛みが出るのは母趾球あたり

痛みが出る場所

痛みが出るのは母趾球の下あたり

汚い足裏で申し訳ありませんが、僕の場合、ペン先で示したあたりを押すと痛みが出ます。

歩いている時でも着地の際、当たり所が悪いとまれに痛みが出ることもあります。

僕の場合、痛みが出ても我慢すれば走れるくらいなので、今のところたいしたことはないんですが、ひどい人は母趾球付近が腫れて、歩けないほどの痛みが出ることもあるそうです。

種子骨炎の原因

※一番の原因はおそらく靴のサイズ違いです。7/20の追記に書きました。

種子骨炎は母趾の付け根に強い力や何度もストレスがかかることで発生します。

なので、運動している人の場合は運動のしすぎで種子骨炎になるパターンが多いようです。

僕の場合は上にも書いた通り、おそらくランニングする時の着地位置をつま先に変えたことが原因です。

つま先で着地しようと意識するあまり、フォームがおかしくなって極端に種子骨周辺に負荷がかかったんだと思います。

ほかに考えられる原因は右足のオーバープロネーションです。(過回内:着地の時に足が内側に倒れ込む)

種子骨炎の症状が出ているのは左足ですが、右足のオーバープロネーションが何らかの影響を及ぼして反対側の足の種子骨に負担がかかっている可能性もあります。

種子骨炎の対処法・治し方

整骨院や病院のホームページを見てみると、種子骨炎を治すために治療をどうこうするというよりも安静にすることが一番だそうで、ほとんどの場合保存療法がとられるみたいです。(ひどい場合は手術で種子骨を取ることもあるんだとか…)

たしかに歩くのも痛い場合は安静が必須だとも思います。

しかし、僕のように痛みがそこまでひどくないと、どうしても動きたくなったり走りたくなったりする時もあります。

そんな時は以下の対処法を試してみるといいかもしれません。

ただし、痛みがある時に無理すると重症化する場合もあるので、くれぐれもやりすぎには気を付けてください。

サポーター・保護パッド

パッドをあてたりサポーターをしたりして種子骨周辺に負荷がかからないようにすると痛みが和らぐはずです。

ネットを徘徊したところ以下の商品なんかがよさそうでした。

↓の商品はフットケア用品を主に扱っているアメリカのペディフィックス社製のもので、レビューの評価も上々です。

このほかにもAmazonなんかで「種子骨サポーター」、「種子骨パッド」と検索するといろんな商品が出てくるので見てみてください。

パッドやサポーターを装着すると普段通りには走るの難しいでしょうが、走った時の痛みは軽減されるはずです。

僕もこれ以上ひどくなるようだったらなにかしらの商品を買って様子を見たいと思います。

テーピング・インソール

テーピンングやインソールで種子骨にかかる負荷を減らす方法もあります。

↓の動画はパッド当ててその上からテーピングすることで痛みを軽減させています。

↓は足の反りを制限して種子骨に負荷をかけないようにするテーピングです。

種子骨炎のテーピング

種子骨炎のテーピング

素人のヘタクソテーピングですが、やらないよりはましな気がします。

↓のページの下部にテーピングの巻き方が載っています。

また、インソールを入れてクッション性をよくする方法や、インソールの痛みが出る箇所をくりぬいてできるだけ種子骨に触れさせないようにする方法もあるようです。

別のランニングシューズを買う

種子骨への負荷を減らすにはクッションのあるシューズに履き替えるというのも一つの方法です。

アシックスの「ゲルカヤノ」シリーズやミズノの「ウエーブライダー」シリーズなど、各ブランドのフルマラソン完走用のシューズだとクッション性を確保できると思います。

また、「ホカオネオネ」や「On」などの海外メーカーのランニングシューズはどれもクッション性が重視されているので、種子骨炎の人にはいいんではないかと思います。

足裏の筋肉を鍛える

足の指でタオルを引きよせるタオルギャザーや足指をグーパーさせたりして足裏を鍛える方法も長期的に見ると効果が期待できそうです。

僕も椅子に座っている時や寝転がっている時にグーパーさせています。

効果はまだわかりませんが、きっとそのうち出てくるはずだと信じて続けます。

冷やしたりマッサージも効果あるかも?

ネットでいろいろ見ていると、冷やしたら痛みが引いたというブログの記事を見かけました。

炎症は冷やすのがお決まりなので悪くなることはないだろうと思って、走ったあとに保冷剤にタオルや手ぬぐいを巻いて種子骨周辺を冷やしてみました。

正直劇的に良くなったとは思いませんが、毎日走っていても痛みはひどくなってはいないので、ある程度の効果はあるように思います。

あとはセルフマッサージもしていて、種子骨の周りにある短母趾屈筋という筋肉をほぐすようなイメージで揉みほぐしています。

テニスボールやゴルフボールを使うと簡単にできるのでおすすめです。

これは普通に気持ちいいので今後も続けてみようと思います。

(※追記)足裏のマッサージについて簡単にできるものをまとめました。↓

完治するにはフォームを固める必要がある

僕が種子骨炎を完治させるためには、まずフォームを変える必要があると思います。

とりあえず、つま先着地をやめて接地場所をいろいろと変えながら走っているんですが、まだしっくりくる感じがありません。

なんとか早めにいいポイントを見つけて種子骨周辺に負荷のかからないフォームを作っていきたいと思います。

あとは、足裏の筋肉を鍛えること。

グーパーは手軽にできるので今後も意識してやっていきます。

気持ちよくなりたくて走っているのに、あちこちに痛みがあると苦痛で仕方ありません。

今は膝と足裏に痛みがありますが、できるだけ早くを治して気持ちのいいランニングをしたいものです。

※追記 種子骨炎の経過

2017年3月8日(1か月後) 休んで痛み改善

ブログを書いた後、1週間ほど完全休足したらだいぶ痛みが改善しました。

その間、グーパーして足裏を鍛えるだけでなく、カーフレーズやスクワットもして下半身全体の筋力アップを心掛けました。

その結果、完全に痛みがなくなったわけではないですが、だいぶ足裏を気にせずに走れるようになってきています。

今はほぼ1日おきに走っていますが、きちんと休みながら走れば症状も治まってくると思います。

(追記終わり)

2017年7月20日 原因はシューズのサイズにあり?

着地をつま先に変えたことも原因の一つかもしれませんが、どうやら靴のサイズ違いのほうが大きい気がします。

種子骨炎になった時、僕が履いていた靴のサイズは28cmのワイド幅でした。

過去に靴の小指側が破けたことが何度かあるので自分は幅広と思っていたんですが、5月に新しくシューズを買った時に簡単な足型測定をしてもらったところ、幅広どころか若干細めという結果が出ました。

その時に買った靴は28cmのノーマル幅で、測定通りしっくりハマって快適に履けています。

もしかしたら、靴のサイズが合わないまま下手につま先着地にしようとしたため、靴の中で足がスレて種子骨周辺に負荷がかかってしまったのかもしれません。

未だにワイド幅の方も履いているんですが、紐をかなりきつく結んでがっちり固定しています。

それなら足がズレることもないので以前よりも馴染んでいるように感じます。

僕のように靴の大きさが種子骨周辺の痛みの原因と考えられる場合は、簡単なものでもいいので足型計測をして自分に合った靴を買うのがいいと思います。

大型スポーツ店だとすぐに測定してもらえるはずです。

新しい靴を買うのはちょっと…という人は僕みたいに紐をきつめに結んだり、インソールを入れてみたりするのも一つの対処法になると思います。

僕は↓のアシックスのサイトの「2-特別な構造のシューレーシング」で紹介されている結び方をして、靴の中で足が無駄に動かないようにしているので参考にしてみてください。

(追記終わり)

2017年10月4日(8か月後) 完治しました!

最近は股関節の痛みに悩まされてはいますが、母趾球付近の痛みは全く気にすることがなくなったので種子骨炎は完治したと言っていいと思います。

一時期はもうこの痛みは治らないのかなと不安になりましたが、靴のサイズ違いという原因がわかって紐をきつく結ぶようにしたら症状は改善していきました。

なので、同じような痛みを感じている人はまず足型の測定をしてみてください。

もし、サイズが合っていないのなら新しい靴を買ったりインソールを入れたり、靴紐をきつく結んだりして対処すると痛みが改善するかもしれません。

(追記終わり)

参考

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